夏休みにいよいよ開催、家族で行きたい「ムーミン」展。2020年7月4日から8月30日

フィンランドを代表する芸術家、トーベ・ヤンソン(1914-2001)が生み出したムーミンと仲間たちは、世界中の子供ばかりでなく、大人をもファンタジーの世界へ誘う。


トーベ・ヤンソン 《イースターカード原画》 1950年代 グワッシュ、インク・紙 ムーミンキャラクターズ社蔵

彫刻家の父と挿絵画家の母との間に生まれ、幼い頃から絵を描くことが好きだったトーベ。若くしてその才能は開花し、雑誌に初めて挿絵が掲載されたのはわずか14歳の時であった。ムーミンの造形的ルーツとされる鼻の大きな生きもの(スノーク)は、子供時代、弟との喧嘩に負けたトーベが怒ってトイレの壁に描いたもの。やがて、母とともに挿絵を担当した風刺雑誌『ガルム』のイラストの片隅にも現れるようになったこの生きものは、1945年に出版された小説『小さなトロールと大きな洪水』の主人公として登場することになる。トーベによって紡ぎ出されたムーミンの物語は、1950年イギリスで翻訳され評判となり、イヴニング・ニューズ紙でコミックスの連載が始まって以降、その人気は世界へと広がった。

トーベ・ヤンソン 《スウェーデンの日刊紙 「スヴェンスカ・ダーグブラーデット」広告》 1957年 印刷 ムーミンキャラクターズ社蔵

トーベが生み出した「ムーミン」シリーズは、小説、絵本、新聞連載コミック、アニメ、グッズなどさまざまなかたちで親しまれている。「ムーミン」展では、その多彩なアートと奥深い魅力を、約500点で紹介する。ムーミンの小説、絵本の挿絵や表紙を、原画やスケッチで紹介。また、イースターカード、アドベントカレンダーの原画、銀行の広告など、小説や絵本では見たことがないムーミンとその仲間たちの多彩な表情にも出会うことができる。

2019年から東京を皮切りに全国を巡回している「ムーミン展」は、2020年は大阪のあべのハルカス美術館を最初に、札幌芸術の森美術館、熊本市現代美術館、そして2021年には静岡県立美術館での開催を予定している。

トーベ・ヤンソン 《「ムーミン谷の彗星」挿絵》 1946年、1968年(改作) インク・紙 ムーミン美術館蔵

©Moomin Characters™

あべのハルカス美術館

あべのハルカス美術館
2020.7.4(土)-8.30(日)
大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階
TEL 06-4399-9050
開館時間、入場料など詳細は、美術館のウェブサイトをご覧ください。


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