ロックスピリットとクラシックテイストの間を彷徨う

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シィオ・フェネル(THEO FENNELL)は、ロンドンの高級住宅街チェルシーに本店とアトリエを構え、日本ではほとんどその名は知られていないが、欧米では高く評価されているデザイナーだ。日本のメディアで彼を取材したのは、Brand Jewelryが最初だと思う。

閑静な住宅街の通りに面した店は照明を落としたシックでラグジュアリーなサロンで、ショーケースだけがライトアップされ浮かび上がっている。ケースの中は、独創的なハイジュエリーが整然とディスプレイされている。創業者でデザイナーのフェネルは、銀製品の職人からこの道に入り、1980年代にこの地に店を構えた。イギリスの名門、イートン校出身というだけあり、元々趣味がスノッブであるが、保守的ではない。おそらく彼の中に染み付いてるクラシックなものを愛する感覚と、「人にエモーショナルでセンセーショナルな気分を届けたい」という想いが、型破りな、ロックとクラシックなテイストが調和したジュエリーを生み出しているのだ。

サロンに併設したアトリエでは数名のクラフトマンが働いており、フェネル自身も制作を行う。ロンドンのデパートにも出店しているようだが、丁寧なものづくりにこだわっているため量産はしない。どんなに有名になって会社が成長しても、イギリス英語ではいう「ビースポーク」(オーダーメイド)のジュエリーが本筋のようだ。ロンドンに出かけたら、ぜひ訪れてみたい店である。

Bizoux

サイドにゴールドの蜂が羽根を広げる凝った細工のリング。アームには花が咲き乱れている。

Bizoux

よく見るとトップとチェーンにいくつものスカルが。センターに大粒のルベライト、ブラックダイヤモンドのクロスネックレス。

Bloom

透け感のある小さなバタフライがポイントのゴールドネックレス。


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